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【読書メモ】「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」は普通の人が幸せになる方法論を説く

今日はこちらの本の読書メモです。

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -

 

断捨離という言葉が耳慣れたものになって、早数年。
断捨離やシンプルライフといった定義から、さらに進んだ「ミニマリスト」になった汚部屋出身の著者が綴る、モノの少ない生活の豊かさを書いた本です。

ずっと読みたい!と思っていて、やっと読めました。心に残ったフレーズを抜粋。

 自分の内面を他者に伝えるための「モノ」

「人の価値」をはかるとき、主に2つの判断基準がある。ひとつは外見。外見はとてもわかりやすい基準で人々のなかにある。ただ内面は、外見ほど明確な基準もなく、わかりずらい。だからモノを通して、内面の人に伝えようとするのだという。

内面を、モノを媒介にして伝え、わかりやすい外見にするのだ。

だが、「自分の価値」を伝える目的に、あまりに重心を置くと、モノは増えすぎ、問題を引き起こしてくる。
モノを「自分の価値」を伝える手段にしていると、モノはどんどん増えていく。

(中略)

しかし、増えたモノは次第に「自分の価値」を伝える手段ですらなくなってしまう。

自分を表現したくて所有した「モノ」が、自分を圧迫していく悪循環。

私も覚えがあります。

そして自分を圧迫しているもののジャンルは、たいてい自分のコンプレックスに関わるものでした。自信のない自分の内面をなんとかしたくて、他者に悟られたくなくて、所有していったモノたち。次第に「所有する」こと自体が、コンプレックスを何とかしようと努力してる自分に投影されてしまって、活用されることはないんです。

特定のジャンルを買い集めていたら、それは本当に自分に必要不可欠な「モノ」なのか、「自分の価値」を伝えるための手段としての「モノ」なのか、買ったことに意味を見出してしまう目的化した「モノ」なのか、よーく自分に問いかける必要がありそうです。

モノは飽きる。飽きないための特効薬は「感謝」

どんなに心惹かれて手に入れたモノも、使う頻度や目に入れる機会が多ければ、その「モノ」があることが当たり前になり、慣れて、飽きる。
どうすれば飽きずに、長くモノを大事にできるのか。それは「感謝」だという。

感謝することだけが、すでに「飽きている」モノを「ありがたい」と思い直し、新鮮な気持ちで日常を見なおさせてくれる。感謝を通して、当たり前のことは、当たり前でなくなる。

これにはドキッとしました。私はモノのみならず、このなんていうことない日常にちゃんと感謝しているのだろうか、と。私はやりたいことをやるために、会社という日常を手放しました。私はやりたいことをやるために、恵まれた境遇に感謝を通して、選択できたのかなって。そこに一片の「飽き」はなかったかとわが身を振り返りました。感謝を通して、それでもこの道しか選べなかった、それが答えだと改めて結論を出すことができました。

ここで云っているのは「モノ」のことですが、感謝はきっと境遇や立場とかあらゆるものに通して、受け手側の心の様相を変えることができるフィルターだと思います。

普通の人の普通の日常を「幸せ」な日常と捉える

すべてを読み終わって感じたのは、著者の佐々木さんは「どこにでもいる普通の人」であるということ。仕事や人生に迷って、人と比べてどうしようもなくて、自信が持てなくて、その不安をどうにかしようとモノを買って…という普通の人。

そしてこの本は、そんな人がミニマリストになることで、すべてがうまくいく成功者になったよ!という本じゃない。きっと佐々木さんは本を出した今も普通の人であることには変わりはない。普通の人が、ミニマリストになることで「普通」を幸せに感じるようになったことを伝える本。

決してミニマリストは特別な人だけがなれるものじゃない。普通の人こそ、モノの少ない喜びと幸せを享受できる、そんな方法論がたくさん詰まった良書でした。

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました♪

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